サンマが高い?

防災・備え

10月20日(火)

サンマが高い? ならば親父は、焼き方で勝負する!

秋といえばサンマ。

七輪の上で脂がじゅうじゅうと音を立て、煙とともに香ばしい匂いが立ち上る。あの光景を思い浮かべるだけで、ご飯が一杯食べられそうだ。

ところが、スーパーで値札を見ると、こちらの食欲まで少し遠慮がちになる。

「うーむ……サンマよ、お前も出世したな」

昔はもっと気軽に食卓へ登場した気がする。もちろん、値段はお店や時期、魚の大きさによって違う。毎回高いと決まったわけではないが、買い物をするときに値札をじっくり見るようになったのは、親父の悲しい習性だ。

そこでアラカンマンは考えた。

魚の値段に文句を言う前に、うまく食べる工夫をしようではないか。

サンマを焼くなら、まずは水気を拭く。グリルや調理器具を適切に予熱し、火加減を見ながら焼く。大根おろしとすだちを添えれば、立派な秋のごちそうだ。

「料理は段取りが八割。仕事も料理も、準備を怠ると後で泣くのだ!」

自信満々に語ったところで、ふと気づく。

大根おろしを作る大根がない。

すだちもない。

あるのは、冷蔵庫の隅に残った納豆と、昨日のご飯。

「……献立というものは、計画性が大切だな」

結局、買い物に出かけることになった。

サンマを買うかどうかは、売り場で決めよう。無理に高いものを選ばなくても、旬の食材はほかにもある。きのこ、さつまいも、里芋。秋の食卓は、サンマ一匹だけで決まるわけではない。

食べることは、毎日の楽しみだ。
値段を気にしつつも、工夫しておいしく食べる。それも暮らしの知恵である。

アラカンマンの親父格言

「高い魚を買う前に、冷蔵庫を見よ。親父の節約は、だいたい冷蔵庫の奥から始まる」

……さて、納豆は今日で食べ切ろう。

賞味期限は、ちゃんと確認したぞ!