9月7日は白露。
暦の上では、いよいよ秋が近づいてくる頃らしい。
しかし、アラカンマンからすると、
「ちょっと待て!」
と言いたくなる。
だって、まだ暑いじゃないか(笑)。
昔は9月になれば、もう少し秋らしかったような気もする。
最近は9月になっても暑い。
半袖をしまおうと思ったら、また暑くなる。
もう何を着ればいいのか分からない。
それでも、朝や夕方になると少しだけ空気が違う。
真夏とは違う。
虫の声も変わってくる。
そして気がつけば、
「あれ? いつの間に秋になったんだ?」
となるんだろう。
人生も、これと似ている気がする。
若い頃には、
「60歳なんて、まだまだ先だ」
と思っていた。
ところが、気がつけばアラカンマンである(笑)。
別に、
「今日から還暦です!」
と、体が急に変わったわけではない。
昨日まで59歳だった人間が、次の日から急に老人になるわけでもない。
少しずつ。
本当に少しずつ。
季節が変わるように、人間も年を取っていく。
でも不思議なことに、本人はあまり変わった気がしない。
頭の中は、昔とそれほど変わっていないんだよな。
ところが鏡を見ると、
「あれ?」
と思う(笑)。
写真を見ると、
「俺って、こんな顔だったか?」
と思う。
これが年月というものなんだろう。
暑い暑いと言っているうちに秋になる。
そして秋になったと思ったら、今度は寒くなる。
人生も、
「まだまだ若い」
なんて言っているうちに、アラカンになっていた。
だから最近は思う。
季節が変わることを嫌がっても仕方がない。
暑い夏もあれば、寒い冬もある。
人生も同じだ。
若い頃には若い頃の楽しみがある。
そしてアラカンには、アラカンの楽しみがある。
まだ暑い。
でも、秋はもう近くまで来ている。
そしてアラカンマンも、
まだまだ元気である(笑)。